テレビ東京「三菱ダイヤモンドサッカー」OPを30年ぶりに聴く

【後藤健生コラム】日本代表のサッカーはアンチフットボールなのか? : コラム | J SPORTS

日本中が熱狂した、
ワールドカップ南ア大会、日本対パラグアイ戦。
そのPK戦を見ながら、私は父親が昔言った言葉を思い出していた。


PK戦は、残酷で、みんな可哀想で見ていられない」
「殆ど運試しに近い」
「結果的に、外したキッカーも止められなかったGKも、
 敗戦の責任を一身に背負う形になってしまう」


待てよ、と思った。
この言葉、どういう時に聞いたんだろう?
父親は基本的には巨人ファンだが、
時々サッカーのTV中継も見ていた気がする。
高校サッカーは勿論だが、そういや日曜夕方辺りにやっていたサッカー番組も見ていたような。
あれが、古いサッカーファンの語りぐさになっている、
「三菱ダイヤモンドサッカー」だったのか?
Wikipedia 三菱ダイヤモンド・サッカー
映像を捜してみた。

このOP曲は!
懐かしい。何度も聞いた覚えがある。
一気に記憶が蘇った。


検索してみると、「三菱ダイヤモンドサッカー」のOP曲は、
「ドラム・マジョレット」という曲だそうだ。

ドラム・マジョレット

ドラム・マジョレット

番組内容は覚えてないが、曲ははっきり覚えている。
父親が見ている横に、子供の自分もいたのだろう。
中学に入ってからは、家族そろってTVを見ることはほぼ無くなったから、
多分小学生の頃、80年代初め頃。
その後失われた家族団欒が、まだあった。


そんな風景から30余年、WCで日本がベスト16に。
時の流れを感じた事であった。