丸眼鏡買い換え 「高付加価値少量生産品」の話


先日壊れてしまった眼鏡、やっと新しく購入した。
近所の眼鏡屋さんに廉価の丸眼鏡を捜して貰って1ヶ月半。
店頭にぎりぎり残っていたゴールドの物を購入。5000円。
黒やシルバーの廉価品はなかった。


店に行ったとき、ちょうど眼鏡卸の人が来ていて、いろいろお話を伺ったのだが、
今現在、丸眼鏡は「高付加価値少量生産品」になっていて、
昔からの店頭在庫以外の新品は、もう高い物しかないのだそうだ。


需要は細々と、しかし確実にあるのだが、
大量生産出来るほどではなく、その時点で廉価品はないと。
中には、眼鏡店側で丸眼鏡好きな人がいて、同志を集めて「丸眼鏡組合」のようなものを作っていて、
丸眼鏡ばかり何十点も集めた店もどこかにあるそうなのだが、
やはり5ケタの品ばかりなのだそうだ。
その店は一度行ってみたいと思う。場所を尋ねておけばよかった。
(と、捜したら組合はこれか)


貧乏人の丸眼鏡好きには、世知辛い世の中になってしまったものだ。