8/4 DJイベントRhythm Salad vol.1 「洋物大全」無事終了しました

8/4、渋谷喫茶SMiLEで行われたDJイベント、終了しました。
来て下さった皆様、有り難うございました。
セットリストです。


第1セット
1.Bluebird (long ver.)       Buffalo Springfield
2.Bluebird (last live ver.)      Buffalo Springfield


第2セット
1.Feel Flows            The Beach Boys
2.Buena              Morphine
3.Miss Trudy           Gorky's Zygotic Mynci
4.Blue Thunder (W/Sax)      Galaxie 500
5.Checking In, Checking Out    The High Llamas
6.Tom Cat Goodbye        Laura Nyro
7.Be My Baby           Ellie Greenwich


第1セットのBluebird2連発(しかも長い長いヴァージョン)には賛否両論ありましたが、
私としては、これをかけるためにこのイベントを企画したので、
かけない訳にはいきません。
1つめが、1973年の2枚組ベストLPにしか収録されてない9分版。

公式には未だにCD化されていません。
2つめが、1968年5月5日のBuffalo Springfield解散ライブでの、22分版。

この日はBuffaloのライブで唯一、正式なライン録りの録音が残っているのですが、
ボーカルマイクの音割れがひどく、長く正規リリースされませんでした。
やっと数年前に後半部分だけがニール・ヤングのBOXに公式収録されました。
最後だけに非常に熱の籠もった演奏で、普段のライブでは10分強の長さのこの曲も
その倍の長さにまでなりました。
私の様なBluebird中毒者にはたまらんトラックです。
いつか、これ以外のver.も集めて、「今日は一日Bluebird三昧」でもやりたいところですが、
(今手元にあるだけでもカバーも含めて16ver.あります)
誰も聞いて貰えないと思うので、一人で家で聞いて我慢することにします。


第2セット、1曲目は、私のメールアドレスの元ネタからスタート。
私の「魂の1枚」、ビーチボーイズの「サーフス・アップ」B-1より。

ここからの裏テーマは、「俺だって90年代以降の音楽聴くんだぞ」でした。

モーフィンの93年の傑作、「キュアー・フォー・ペイン」より2曲目。
モーフィン、大好きで来日公演も行ったなあ。2弦ベースのマーク・サンドマンの「僕が砂男です」の挨拶が懐かしい。
マーク・サンドマン氏は1999年に亡くなりました。謹んでお悔やみ申し上げます。

ゴーキーズ・ザイコティック・マンキ、1995年のアルバム「ブード・タイム」2曲目。
「キノコ食べちゃったビーチボーイズ」的趣で面白かった。
これも来日公演行きました。ヘタクソでよかったですね。

ギャラクシー500、1990年の傑作「オン・ファイア」1曲目を飾った名作。これはサックス入りのシングルver.。
3人の緊張感がたまらないバンドでした。ナオミ・ヤンの淡々としたメロディックなベースがキモ。

中期ビーチ・ボーイズファンにはたまらないバンド、ハイ・ラマス1993年の出世作「ギデオン・ゲイ」5曲目。
かけたのはシングルver.で、曲頭のストリングスがなくいきなりギターアルペジオから始まってます。
これはベスト盤にも入ってない、今のところシングルにしか入っていないはず。

Checking in, Checking Out

Checking in, Checking Out


ここで60年代に戻って、ローラ・ニーロ1969年の大傑作「ニューヨーク・テンダベリー」3曲目。
このアルバム、この曲は大好きで、何度聴いたことか。緊張感がたまらない。
1994年の最後の来日公演を見られたのは幸運でした。
見た目はママキャス化してましたが、歌は実によかった。

ロネッツ1963年の代表曲を作曲者がワルツにアレンジしてセルフカバー。
1973年のエリー・グリーニッチ2枚目のアルバムから。
キャロル・キングのバカ売れ後、作曲家が無理矢理歌ったアルバムがこの頃雨後の竹の子の様に乱立していたが、
彼女は元々歌手だった人なので、歌に安定感がある。
数年前にCD化されましたが、アナログ盤はそれなりに値が付いているそうなので、
持っていたアナログ盤からかけてみました。私はたしか1000円位で買いました。


今回はアナログ盤持っているものはなるべくアナログ盤でかけてみました。
第1セットの1、第2セットの1、6、7はアナログ盤音源です。