rhythm salad vol.4「ローリングストーンズ大全 6×5」終了しました

毎回渋谷喫茶SMiLEで行っているDJイベント、rhythm saladの第4回が昨日、無事終了しました。
今回のテーマは「ローリングストーンズ」でした。
第1セットはストーンズ名義オンリー、第2セットはストーンズ関連。
「関連」の仕方はそれぞれのDJに任せました。
最後のBtoBは一応ノンテーマでしたが、引き続きストーンズ関連を選曲した人も多かったようです。
いらして下さった皆様、皆様有り難うございました。


私のセットリストです。


1-1 Gimmie Shelter
 2 Yesterday's Paper
 3 Midnight Rambler [1973 live ver.]
 4 Time Waits for No One
 5 Slipping Away


2-1 Mr.Soul [mono ver.]             Buffalo Springfield
 2 Uptight (Everything's Alright)          Stevie Wonder
 3 It's All Over Now                 Ry Cooder
 4 Do What You Want               Billy Preston
 5 想い出のロックンロール                安田成美
 6 (You Can't Always Get)What You Want       Cornelius
 7 夜をぶっとばせ [1989 live ver.]           Pizzicato Five
 8 彼氏になりたい                 ザ・ゴールデン・モップス


BtoB 1 (I Can't Get No) Satisfaction       The Rolling Stones
   2 Rock & Roll Woman [mono ver.]      Buffalo Springfield
   3 All Down the Line [1973 live ver.]     The Rolling Stones


第1セットはストーンズの曲オンリー。
1曲目は名盤「Let It Bleed」のA面冒頭を飾った曲。個人的にはこの曲でストーンズに目覚めた。

2曲目は'67年の「Between the Buttons」の収録曲。
フォークロック風味の過渡期の味わいが何とも言えない。

3曲目はミックテイラー参加の最後のツアー、1973年ブリュッセルでの超絶ライブ音源。13分ある。
ストーンズのライブ絶頂期。
FMラジオ素材からの高音質音源だったが、先年何とオフィシャル発売された。

4曲目は'72年「It's Only Rock'n'Roll」収録。サンタナを思わせるミック・テイラーの泣けるギター。
今回のイベントで何故か3回もかかった。みんなそんなにこの曲好きなのか?

5曲目は'88年「Steel Wheels」のラストの曲。
このアルバムは初めてリアルタイムで聴いた事もあって思い出深い。
キースの歌が実に味わい深い。


第2セットはストーンズ関連。
1曲目は名盤「Buffalo Springfield Again」冒頭曲。
このリフ、ストーンズと関係ないとは言わせない。

2曲目はスティービー・ワンダー'66年のヒット曲。
ティービー自身が「サティスファクションからインスパイアされた」と発言しているし、
'72年、スティービーがストーンズアメリカツアーに同行したときは、実際にこの2曲を繋げて演奏している。


3曲目は「ストーンズにクレジットを盗まれた」発言が知られるライ・クーダーの'74年のアルバム「パラダイス&ランチ」から。
ストーンズがカバーしてヒットさせたので有名な「It's All Over Now」を、奇遇ながらライクーダーもカバーしていた。

4曲目はストーンズのツアーにキーボードで参加したこともあるビリー・プレストン、アップルレコードのアルバムから。
ビートルズともストーンズとも関係が深い希有なアーティストである。

5曲目は、安田成美2枚目のアルバム「ginger」より、ジェーン・バーキンのカバー。
このアルバムは大貫妙子プロデュースであり、歌唱法が大貫妙子風になっている。
歌詞の中に「ブライアン・ジョーンズ」が出てくる。


ここからは、ストーンズの曲と同名異曲シリーズ。
6曲目はCornelius初期の名曲「ホワット・ユー・ウォント」。
1stアルバム「First Question Award」のアナログ盤を10数年ぶりに出してきてかけた。

ここで実は、続けて小沢健二の「ダイスをころがせ」をかけるつもりだったのだが、
うっかり家に忘れてきてしまってかけられなかった。
アルバム未収録で、今やシングルにプレミアが付いている盤を、わざわざ知人から借りて用意していたのに...。
嗚呼何という失態。

仕方ないので前倒しで7曲目。ピチカートファイブの「夜をぶっとばせ」。
オリジナルラブでもやっているが、1989年のピチカートのライブver.で。

最後に、よく判らないバンド、ゴールデン・モップス「彼氏になりたい」。
すいません、曲名だけで選びました。


BtoB、1曲目はストーンズのサティスファクション。
その前が深井氏の「世界のサティスファクション30分1本勝負」だったので、
それに終止符を打つべく、あえてオリジナルver.をかけてみた。

2曲目は趣味に走り、貴重な「Buffalo Springfield Again」モノver.の中でも
唯一ステレオver.とはっきり違う(イントロのベースとエンディングのギター)「Rock & Roll Woman」をかけてみた。

3曲目は、その前に深井氏が「All Down the Line」のラフミックスをかけていたので、
1973年ブリュッセルでの暴走ライブlive ver.をかけてみた。


とにかく無事に終わってよかったです。
前半は客入りがどうなるかと心配しましたが、後半になって来てくれた方がいて助かりました。
次回はまだ未定ですが、「ライブ音源特集」という案が出ています。
決まったら又告知しますので、皆様ふるってご参加ください。