2016年4月16日 rhythm salad vol.12「ビートでジャンプ〜'60年代大全」無事終了しました

来て下さった皆様、ありがとうございました。
以下、セットリストです。
01.Hey Grandma       Moby Grape
02.Go and Say Goodbye       Buffalo Springfield
03.White Bird       It's a Beautiful Day
04.Fire      The Crazy World of Arthur Brown
05.Barbarella       The Bob Crewe Generation Orchestra
06.Porpoise Song (Theme from "HEAD")       The Monkees
07.Love Grows (Where My Rosemary Goes)       Edison Lighthouse
08.Like To Get To Know You       Spanky & Our Gang
09.Welcome, You're in Love       The Parade
10.Bells       The Pentangle
11.Heroes and Villains       The Beach Boys
12.シー・シー・シー       ザ・タイガース
13.黒ゆりの詩       ザ・スパイダース
14.ラブ・ジェネレーション       ジャックス


BtoB
15.Time of the Season       The Zombies
16.The Boxer       Simon & Garfunkel
17.僕は君と一緒にロックランドにいるのだ       荒木一郎
18.Up,Up and Away       The 5th Dimension


01ははっぴいえんどのモデルとなった事で有名なサンフランシスコのバンド、
その1stアルバムの1曲目。

02はモビー・グレイプと共にはっぴいえんどのモデルになったバンド、
そのデビューシングルのB面曲を、USオリジナルモノシングル盤で。

03はサンフランシスコのサイケデリック・ロック・グループの、
女性が青空に立っている美しいジャケットが有名な1stアルバムの1曲目。
バイオリンが効果的。

ちなみに、ディープパープル「チャイルド・イン・タイム」の元ネタ曲「ボンベイコーリング」は、
このアルバムのB-1に収録。

04はイギリスの奇妙な歌手の痛快シャウトソング。
今回のイベントは、このシングルのジャケを見せたい、その為だけに企画された(個人的には)。

この辺りまでは痛快ロックエリア。次からはソフトロックエリアに。
05はB級SF映画「バーバレラ」の主題歌。ボブ・クリューの素晴らしいソフトロック。
20年程前に、今は亡き池袋オンステージヤマノで買った、サントラLP(多分非公式のリプロ盤)を使用。
この映画のハイライトは、この曲に合わせて無重力状態で宇宙服を脱いでいく冒頭のシーンである。

06はモンキーズの映画「Head」のテーマ曲。ゴフィン=キング作の素晴らしいソフトサイケ。
珍しいオリジナルモノシングル盤で。

07はイギリスの作曲家トニー・マコウレイの代表作にして大ヒット作。

実は、ここではカウシルズ「雨に消えた初恋」をかけるつもりが、盤を忘れてきてしまい、
予備だったこの曲をかけた。同じソフトロック路線。

08はスパンキー&アワ・ギャングの名曲。
1989年に、大滝詠一山下達郎の「新春放談」を初めて聴いた回で流れていた曲であり、
個人的に思い出深い。

09は高校時代好きだったソフトロック曲。
'60年代後半のこの手のソフトサウンディング曲が自分の好みである事を自覚した曲である。
(動画なし)
10はイギリスのトラッドロックグループ。1stアルバムから、緊張感あるインスト。

11はビーチ・ボーイズ'67年のブラザーレコード設立第1弾シングル。
あの「スマイル」製作中止後に出たシングルであり、残りカスのような扱いをされやすい「スマイリー・スマイル」収録曲。
だが、シンプルな演奏に高度なコーラスを絡めたこの録音も非常に優れており、再評価が待たれる。
イベント前日に買ったUSオリジナルシングル盤より。

ここから邦楽コーナー。
12はタイガースのビートバンドとしての最高傑作。初期の華麗でクラシカルな面が有名になりすぎてしまったが、
こういった痛快ロックバンドとしての彼らを忘れてはならない。

13はスパイダースで個人的に一番好きな曲。これもソフトロック路線ではあるが、
エレキシタールが実に効果的。(動画なし)
14は言わずと知れたジャックスの代表曲。これで自分のセットを〆。

BtoBの1曲目はゾンビーズの名曲。ゾンビーズは深井氏の得意分野だが、
彼がかけなかったので持参したシングルをかけた。

2曲目はサイモン&ガーファンクル、'69年の大ヒット曲。
ここまで意外とメジャーなアーティストがかかってなかったので。
かけたのは4chシングル盤。

3曲目、中途半端に時間が余ったので、少々長めでイカレたこの曲。
昨日買ったばかりのレコードが役に立った。
D
(この動画は1971年のリメイク版。実際かけたのは1969年のオリジナル版)
最後に、フィフス・ディメンションのイベントタイトル曲(邦題:ビートでジャンプ)をかけて〆。

皆様、ありがとうございました。