自分なりのCDDB入力のルール

  • 作曲クレジットには作詞者も入力する

ときどき、本当に作曲者だけ入れてあって、作詞者は省いてあるデータがあるが、
作曲者だけというのは不自然だと思う。
CDDBの項目として「作曲者」とあるのは、英語の「composer」の直訳ではないだろうか。
英語圏の作者クレジットでは、明確に作詞者と作曲者を明示することは少ないので、
その表記で「作詞作曲者」を表しているのだ。
あの項目の正しい意味としては、「曲の作者」であって、「作曲者」ではない、
と勝手に思って、足りないデータには書き足している。

最近よく買う古いアニソン・特ソンCDのクレジットを見ると、
石ノ森章太郎」って書いてある。
改名した'85年以降ならともかく、それ以前のものも「石ノ森」になっている。
どーしてもなじめない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/石ノ森章太郎
こういう事情もあるようで、本人の意志ということなんだろうけど、
自分が子供時代、「いろんなヒーロー番組の原作やっているすごい人」
として認識したのは「石森」さんだった。
その時代のものは、読み方はともかく、字面は「石森」なんだ。
と言うわけで、私が入力したものはみんな「石森」になっている。
運悪く私が入れた(と思われる)データをつかんでしまった人で、「石ノ森」にしたい方、
すいませんが御自身で訂正して下さい。

  • 発表年

「年」という項目がある。
特に問題になるのは、年代をまたいだオムニバス盤、
もしくは、同じ歌手のものでも年代がバラバラのベスト盤などだろう。
新譜は当然、発売年を入れるが、
過去の音源でもそのCD自体の発売年が入力されているデータが多い、
それでは、年でソートする場合に、その年に発表された曲と混同してしまう。
あくまで、元々の発表時期が知りたいのであって、復刻年はこの場合意味がない。
ただ、1枚のCDとしての復刻年は、それはそれで尊重すべき情報ではある。
なので、ディスク単位では盤自体の発売年、楽曲単位では発表年を入れている。
(しかし、iTunesの仕様なのかも知れないが、
他の項目はクリックすれば入力出来るのに、年だけは一々プロパティを開かないと
入力できないのはどうにかならないだろうか?非常に面倒くさい)

  • アニソン歌手の区切りは「、」

たとえば、
水木一郎」「コロムビアゆりかご会」「ザ・バーズ
が一緒に歌っているクレジットだったとする。
これを「水木一郎,コロムビアゆりかご会,ザ・バーズ
とは書かない。必ず、
水木一郎コロムビアゆりかご会ザ・バーズ
と書く。
1バイト文字の「,」ではなく、2バイト文字の「、」で区切るのだ。
ましてや「&」なんて、もってのほか。
だって、歌詞カードでは必ず「、」で区切られているのだから。
野暮ったいと言う人もいるだろうけど、この野暮ったさこそがアニソン歌手。
水木一郎子門真人に、コンマなんていうハイカラなものは似合わない。
堂々と、ドメスティックな読点で区切るのだ。