ウォーレン・クロマティ氏のCD、発見

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ここで書いたウォーレン・クロマティのバンド、CLIMBのCD「Take a Chance」を遂に発見した。

裏面では、クロマティ氏が鋭い目でこちらを見ている。

発売は1988年。まだ現役の頃だ。


このCDが出た頃、ロッキンオンの裏表紙にこれの広告が載り、
クロマティの写真のそばに「俺はマジだぜ!」と書いてあった様な記憶がある。
(うろ覚えなので間違いかも知れない)
当時、クロマティとんねるずのTV番組に出演し、バンドの演奏も放送された。
バンドの生演奏を聞いたのはそれが最初で最後だった。


音は、'80年代当時の平均的なアメリカンロック。それなりに良く出来てはいる。
売れていた頃のJourneyやForeignerなどを思い浮かべれば、大体近い。
(実際、Foreignerのルー・グラムのゲスト参加が売りの一つになっている)
いわゆる「産業ロック」に分類されてしまうかも知れない。
ギターにクレジットされている「George Terry」とは、エリック・クラプトンのバンドにいた人だろうか?


クロマティのドラムは、破綻はないが驚くところもない。基本的に地味。
このCDは彼の知名度に頼って作られたのだろうし、好き勝手に自己主張してもいい筈だが、
特にドラムソロを叩く訳でもなく、あくまでも楽曲主体のドラミングに徹している。
そして、バックコーラスすらとっていない。
クロマティは、本当にドラムが好きだったのだろう。
バンドで一緒に曲を演奏するのが好きだったのだろう。


クレジットの中に「Dedicated To Felix Pappalardi」の文字が。
クリームのプロデュースやマウンテンのメンバーで知られた人だ。
これは、クロマティの個人的趣味だろうか?それとも何か交遊があったのだろうか?


ちなみに買ったのは隣町の中古屋、52円だった。