2015年4月18日 rhythm salad vol.8 「なんて素敵にラテネスク〜ラテン大全」無事終了しました
8回目を迎えた新宿BAR GARDENでのDJイベント「rhythm salad」、
今回のテーマは「ラテン」でした。
個人的には余り意識した事のないジャンルで、選曲に苦労しました。
実家に帰った時に、親のレコードを探して、なんとか間に合わせました。
来て下さった方々、ありがとうございました。
私のセットリストです。
1st set
01.Mother and Child Reunion Paul Simon
02.Besame Mucho Trio Los Pachos
03.Nubia The Rascals
04.Quizas Quizas Quizas Nat King Cole
05.What'd I Say Ray Charles
06.Historia de un Amor (The Story of Love) Perez Prado
07.I Love Life Paul Anka
08.The Love Parade The Dream Academy
09.Brazil Percy Faith & His Orchestra
2nd set
10.永遠のサバンナ 早瀬優香子
11.ぼくらのマジンガーZ 水木一郎
12.Summer Beauty 1990 (ラテンでレッツ・ラブまたは1990サマー・ビューティー計画)
The Flipper's Guitar
13.つぎの駅はパラダイス 中山うり
14.イエイ イエイ 女到来 BINGO BONGO
15.スクランブル 堀江由衣 with UNSCANDAL
16.ナルシスが嘘をつく 田村ゆかり
17.Brazil Cornelius
BtoB
18.Uno Mundo Buffalo Springfield
19.星のフラメンコ 西郷輝彦
20.行くぞ大洋 三鷹淳とチャッピーズ
1stセットは、洋楽、そして全部アナログ盤を使いました。
1、3、8以外は実家にあった親のレコードを利用。
これがなかったら、今回の私のDJは成立しなかった。
ラテンが普通に聴かれていた世代に感謝。
01はポール・サイモン「母と子の絆」。
アナログシングル盤も持ってましたが、今回はあえて4チャンネルSQ盤のLPを使用。
いつか、4チャンネルステレオ再生環境をと整えて、聴いてみたい。
02、09は「ラテン・デラックス」というコロムビアのラテンオムニバスLPより。
ラテン・デラックス
レコード聴き始めの頃、実家にあったこれを聴いていたのが、私のラテン原体験。
トリオ・ロス・パンチョス「ベサメ・ムーチョ」
03はラスカルズ「SEE」より。ラスカルズはパーカッショニストがいるし、リズムがラテンっぽいかなと思って選んだが、
kayaker氏いわく、「この曲はボサ」だそう。
04はナットキングコールのベスト盤より「キサス・キサス・キサス」。渋い。
05はレイ・チャールズ「ゴールデンアルバム」というベスト盤より、「ホワッド・アイ・セイ」。
ジャケが黒字に金字でかっこよい。こんなアルバムが実家にあったとは知らなかった。
"Ray Charles Golden Album/Ray Charles"
このレコードの音源はオリジナルのアトランティックではなく、移籍後のABCパラマウントでのもの。
06はペレス・プラード「ある恋の物語」。実はこれの次に収録されていた「エル・マンボ」をかけるつもりが、
間違ってこの曲をかけてしまった。
ペレス・プラード「ある恋の物語」
ペレス・プラード「エル・マンボ」
07はポール・アンカのコンセプトアルバム「ポール・アンカ/青春を唄う」より、「アイ・ラブ・ライフ」。
こんなレコードも実家にあったとは、気付かなかったなあ。
(動画なし)
08はドリーム・アカデミーの1stアルバムより「ラブ・パレード」。
このLPをかけたくて、ラテンの雰囲気のあるこれを選曲。
ちなみに、早瀬優香子「ポリエステル」の1曲目「Island」は、
「ドリーム・アカデミーのラブ・パレードみたいな曲を」という早瀬さんの希望で出来た曲だそうだ。
09は前述のオムニバスLP「ラテン・デラックス」のB面ラスト曲「ブラジル」。
私のとってラテンとは、結局この曲に集約される。大好きだった。
しかし、これがパーシー・フェイス楽団の演奏だったとは、30年経って初めて気が付いた。
2ndセットは趣味丸出しです。
10は早瀬優香子1989年のアルバム「薔薇のしっぽ」の1曲目。カルロス菅野プロデュース。
1990年代中頃にこのCDを250円で買って聴いて、驚天動地。その後のあれこれに繫がっていく。
11は言わずと知れた「マジンガーZ」ED。
今聴くとモロにラテンのピアノは、セッションマン時代の松岡直也。
12はフリッパーズ・ギター「カメラ・トーク」の名曲。
なにせ「ラテンでレッツ・ラブ」である。選曲しない訳にはいかない。
13は中山うり1stフルアルバム「ケセラ」1曲目。
独特の歌声と無国籍なサウンドが非常に魅力的。
私が2013年に見たライブでも歌ってくれた。
14はユースケ・サンタマリアが在籍していた事で知られるビッグ・バンド。
ホーンサウンドが痛快。
(動画なし)
15は堀江由衣がスカバンドとコラボした曲。アニメ「スクールランブル」OP。
ライブでは客席とのコール&レスポンスで、非常に盛り上がる定番曲。
16は田村ゆかりの最新アルバム「螺旋の果実」収録のラテン歌謡。
疾走感溢れる演奏。ゆかりんの幅広い歌唱力が味わえる。
(動画無し)
17はコーネリアス「point」でのカバー曲。
1stセット、2ndセット共に「ブラジル」で締める事は、当初から考えていました。
他の人も「ブラジル」を選曲してくることは、全く想定外でした。
BtoB、18はバッファロー・スプリングフィールド「ラスト・タイム・アラウンド」の曲。
以後のスティーヴン・スティルスはラテン風味の曲を時々発表していくが、
これはその先駆けとなった曲。
19は言わずと知れた西郷輝彦の名曲。
誰もかけないのが不思議な位、ベタな曲だったので、あえて私がかけました。
20はいつものクロージングナンバー。
「かつてイタリア系のマリオブラザーズに似た顔の外人選手(ポンセ)がいた、マリオはいかにもラテン系の顔、ヒゲ、
そんなラテン系選手がいた球団の曲」
という事での選曲です。
次回日時はまだ未定ですが、
テーマは「8cmCD」を予定しています。
かけられるのは、今やアナログよりも希少となった8cmCDオンリー。
選曲というレベルではなく、持っているものをそのままかけるしかない!
そういった縛りで何が出てくるか。震えて待て。