2016年1月23日 rhythm salad vol.11「夜明けが来る前に 〜 ’70年代大全」無事終了しました。

天気が危うい中、会場まで来て下さった皆様、ありがとうございました。
以下、私のセットリストです。


01.「セイ! ヤング」のテーマ 〜 夜明けが来る前に     スクール・メイツ
02.急げ! 若者                    フォーリーブス
03.花・太陽・雨                    PYG  
04.カムオン・ベイビー||Come On Baby          草刈正雄
05.Watcher of the Skies                 Genesis
06.Aja                         Steely Dan
07.Fire and Water                     Free
08.ほうろう                        キャラメル・ママ
09.お先にどうぞ                      大滝詠一
10.合体! ゲッターロボ                   ささきいさおコロムビアゆりかご会
11.そして、神戸                        内山田洋とクール・ファイブ


BtoB
12.黒潮列車                        新沼謙治
13.The Hustle                      Van McCoy & The Soul City Symphony
14.行くぞ大洋                       三鷹淳とチャッピーズ


01は、イベント名を決めた時から決めていました。
文化放送の'70年代深夜帯番組「セイ!ヤング」のテーマ曲。
個人的には、'80年代に入ってからの土曜深夜「ナイト&ラブ さだまさしのセイ!ヤング」のテーマ曲として知りました。
帯番組としての「セイ!ヤング」が終了する時に、さださんは「セイ!ヤングの看板を消さないように」と受け継いだそうです。
まさしく「夜明けが来る前に」。

02はフォーリーブスの'74年のヒット曲。
緩急付いた楽曲、吠えるブラス、ダブルストップで煽るベース、そして青山孝の切ない歌唱。

03は元タイガース、元スパイダース、元テンプターズのメンバーによるスーパーグループ、PYGの1stシングル。
帰ってきたウルトラマン」の中で使われた事でも有名。
それなりに売れていたグループのメンバーばかりだった故に、逆に潔癖なロックファンからは反発を食ったが、
楽曲、サウンドは優れていた。当時受け入れられなかったのが残念でならない。
D
04は草刈正雄「ファースト」のB面1曲目。
ニューソウル色濃い「ファースト」の中でも一番リズミックで、シャウトしている代表曲。
(動画なし)
05はジェネシス「フォックストロット」の掉尾を飾る、メロトロンの洪水から始まる曲。
実にスリリングなリズムで、7分間を飽きさせない。

06はスティーリー・ダンの傑作「エイジャ」のタイトル曲。
これも大名曲。途中のスティーブ・ガッドのドラムのスリリングな事と来たら。
USオリジナルアナログ使用。マトリックスが「A1」なので本当の1stプレスか?
(友人から15年近く借りっぱなしの盤)
D
07はフリーの'70年の3rdアルバムの表題曲。
以前ツイッターにも書いたが、初回英国盤LPと米国A&M盤CDに、この曲の別mixが収録されている。
私はそれを最初に聴いたので、そっちでないと未だにピンと来ない。
特に間奏のギターソロが大きく違っている。余計なフレーズがオーバーダブされていて、邪魔に感じてしまう。
今回かける為に、米A&M盤CDを入手した。

08は'74年のFMラジオでのキャラメルママのスタジオライブ音源。
細野さんのボーカルが朴訥として、小坂忠とは違った味わいがある。
途中で4ビートになったり、アレンジも違う。このままスタジオ録音して欲しかった。
(動画なし)
09は'75年12月の「トロピカルムーンコンサート」の音源。
かまやつひろしに提供した曲を、大滝さんがセルフカバーしている。
バックはシュガーベイブ。スタジオ盤と同じように山下達郎がファルセットを唸っている。
(動画なし)
10は「ゲッターロボ」ED。'70年代といえばなんつっても合体ロボである。
菊池俊輔が絶好調の時期。どこを切っても菊地節。EDの画も最高。

11は内山田洋とクール・ファイブ'72年のヒット曲。
衝撃的なイントロに始まり、前川清の緩急付けた素晴らしい歌、
オブリのファズギター、鮮烈なイメージの歌詞。
3分間に凝縮された、ポケットシンフォニーである。


BtoB、1曲目の12は、新沼謙治の'78年のヒット曲。
その前にnaoco.さんがドゥービーブラザーズをかけたので、
日本を代表するドゥービー歌謡であるこの曲を。
イントロから炸裂するカッティング&リードギターが素晴らしい。
(動画はドゥービー度の低いニューアレンジ版)

BtoB2曲目の13は、その前に'70年代ディスコものが続いたのを受けて、
ではディスコものの真打ちを出そうと選曲。

そして最後には、'70年代を代表するこの曲で〆ました。

来て下さった皆様、ありがとうございました。
次回はまだ未定ですが、「'60年代」もしくは「シングルのB面」のどちらかのテーマで行うと思います。
開催の際には又よろしくお願いします。