凶器エフェクタの会in五反田

TurboWFaceを作ってくれたTさんの誘いで、大塚明氏講師の会へ。
大塚明氏は、知る人ぞ知るエフェクタ自作マニアの神。
(御本人はアマチュアではなくプロの技術者である)
凶器エフェクタの会とは、ネット上で盛り上がった自作マニアの方々が、
大塚氏を囲んで集まる会。
http://www.diskdig.com/mes.htm
少し前に第1回が大阪で行われ、今回東京で開催されることになった。


最初は講義。主にインピーダンスについて。

理論を後追いするより「実践に役立つ」為の講義。
他の人たちは皆自分で電気回路をいじくりまわしている訳で、
多少なりとも参考になった事だろう。
私は、中学の頃に取ったアマチュア無線のかすかな記憶を
必死に反芻するので精一杯だった。
それでも「ハイ受けロー出し」など、何となく聞いていたことの根拠を知ったり、
判らないながらも興味深い講義だった。


その後ハンダ付け実習。自分の不器用さを再認識。
最後に、それぞれ作ってきたエフェクタの音出し。
自作ということで汎用性を気にしなくてもいい訳で、
自然と極端に実験的なものが多い。

パッチ式複数装備エフェクタ(エフェクタ同士は内部接続されていない)。
御本人以外使い方が判らない。

リングモジュレーターも登場。何故かエフェクタ音と原音の比率をペダルで可変出来る。

ヘンな音が出る機械がいっぱい。


8時頃、予定より2時間押しで終了。
頭も体も使い疲労困憊したが、参加者の熱気に当てられて、
なんだか妙にハイな1日だった。
誘ってくれたTさん、ありがとう。