嗚呼憧れのEF65

うちの前の道は、線路に面していて駅から近いので、
休日の朝には、巨大なカメラを構えた「鉄」な人達がよく集まっている。
(その道ではそれなりに有名な撮影スポットらしい)
http://ssweb.cool.ne.jp/ssWeb%20p/guide/tohoku/oku~akabane-g.html
今日は昼頃に、今までに見たこともない位の人数が集まっていた。

何が来るんだろうと思っていると。

あれは。

EF65だ。


我々の子供時代(昭和50年代)、ブルートレインの全盛期があった。
ブルートレインと呼ばれる、全客車の色が青で統一された寝台列車は、
国鉄の華と呼ばれ、鉄道ファンの垂涎の的であった。
そして、ブルトレの先頭には、常に電気機関車EF65が繋がれ、牽引していた。
ブルトレの「顔」であるヘッドマークは、EF65の前面に輝いていたのだ。



時は過ぎ、ブルトレの象徴的存在だった「あさかぜ」廃止のニュースがあった昨今、
ブルトレと共にあったEF65にも、年月が流れる。
参考・DOMAIN ERROR


今回は臨時列車「新宿駅開業120周年記念号」だったらしい。
昨今は貨物列車を牽引する事が多いEF65の先頭に、
懐かしくもヘッドマークが輝いていた。


巨大なカメラを持った人達は、列車通過と同時に四方八方に散っていった。


(鉄道に関しては小学校時代で知識が止まっているので、間違った記述があるかも知れません)