今、平日午後1時台が熱い
今、平日午後1時台のテレビが熱い。
どのチャンネルに合わせればいいのか、よりどりみどりで非常に迷う。
本命は、TBS愛の劇場。
http://www.tbs.co.jp/ainogekijyo/ainokotoba/index-j.html
昨今の「ドロドロブーム」「韓流ドラマブーム」を受け、
それらのオリジンとも言える大映テレビが、遂に立ち上がった。
主演は、伊藤かずえと松村雄基。大映ドラマと言えばこの人達。
松村の太い太い眉毛こそ、「大映ドラマ魂」の結晶だ。
そして主題歌は和田アキ子。この主題歌の映像が最高である。
半裸体のキャストが、ぐるぐる回ってお出迎え。
「人間電子レンジ」と言われたあの「華の嵐」OPを思い出す。必見。
ドラマの内容は言うまでもない。取り巻く悪意、思惑を超えて、
いかにして2人が愛を貫くことが出来るか?これに尽きる。
伊藤かずえの妹役である濱田万葉の悪役振りが本当に憎たらしく、素晴らしい。
松村の会社の社長役に森次晃嗣。母親役が新藤恵美。
これって、「美しきチャレンジャー」コンビじゃないか!?
そして極めつけに、ナレーターは来宮良子。(http://ja.wikipedia.org/wiki/来宮良子)
この人に
「千尋は、運命の波が自分に押し寄せてくるのを知った」
などと言われては、黙るしかない。
しかしこの裏で、NHKは「http://www.nhk.or.jp/park/」、
テレビ朝日は「徹子の部屋|テレビ朝日」を放送している。
どちらも日替わりゲストとのトーク番組。貴重なVTRを流すこともあり、油断できない。
先日、北島三郎がゲストの「スタジオパーク」では、紅白初出場時のVTRを流していた。
1960年代の紅白の映像なんてそうそうお目にかかれるものではない。
又、今日の「徹子の部屋」はゲストが女装プリマ男性バレエ団、
放送時間中ずっと女装したプリマドンナが映っていた(脇毛がセクシー)。
財津一郎や宝田明なんて渋い人が出ることもあり、気を許せない。
これだけでも迷うのに、更に1時半からはフジテレビで冬の輪舞が始まるのだ。
昼メロの老舗・東海テレビが、「愛のソレア」に続いて世に送る自信作。
これも又お得意の「ドロドロ」。去年評判になった「ボタバラ」より視聴率はいいという。
それは赤ん坊すり替えから始まった激しい愛憎劇。
2人の運命の糸は、離れようとしてもいかんともしがたく絡み合い、ぶつかり合う。
先週からとうとう第3部、舞台は現在に移った。行方をくらましていた千鶴子だが、
「捨てた」筈の我が子、そしてしのぶと運命的に出会ってしまう。果たして今後どうなるか?
千鶴子役の黒坂真美、最初は演技が固かったが、最近はすっかりこなれていていい。
澄夫役の泉政行が、小山田圭吾そっくりに見えるのは私だけだろうか?
「諸悪の根源」とまで、演じる役者に言われた龍作がもう出てこないのは残念である。
出てくるだけで空気が張りつめる(今度は何をやらかすんだろうという期待感と不安感で)人であった。
某Oくんが未だに追求し続けている若林志穂が、家の体裁だけを重んじる継母役。非常に嫌みで憎たらしい。
「聞かせてよ~」の濱田万葉もそうだが、昼メロで重要なのは悪役。
主人公への感情移入の導入役として、悪ければ悪い程いい。若林志穂もそういう役をやるようになったんだねえ。
という訳で、午後1時頃は非常に迷っている毎日である。