「三匹が斬る!」サントラ、クイーン&ザ・バンド紙ジャケ購入

本日給料日により、毎月恒例の発作が発生、CD大量購入。

クイーンII (紙ジャケット仕様)

クイーンII (紙ジャケット仕様)

シアー・ハート・アタック(紙ジャケット仕様)

シアー・ハート・アタック(紙ジャケット仕様)

華麗なるレース(紙ジャケット仕様)

華麗なるレース(紙ジャケット仕様)

世界に捧ぐ (紙ジャケット仕様)

世界に捧ぐ (紙ジャケット仕様)

Rock Of Ages (Remaster) (紙ジャケ)

Rock Of Ages (Remaster) (紙ジャケ)

ザ・バンドの紙ジャケは継続購入中。
あと残るは「カフーツ」「ムーンドック・マチネー」「アイランド」の3作。


クイーンは昔、「II」から「世界に捧ぐ」迄カセットで持っていて、愛聴していた。
紙ジャケCDは「オペラ座の夜」だけ以前購入していた。
最近初期作品は余り見かけなくなっていたのだが、
今日揃っているのを見つけて、ついつい4枚一気買いしてしまった。手元に金があった為の悲劇だ。
自分の性分から行くと、クイーンの紙ジャケも全種購入に突っ走るのだろうか。おお怖い怖い。
何とか'70年代分だけで止めておきたい。


最近マイブーム中の「三匹が斬る!」、サントラを見つけたので購入。
ファンサイトの情報通り、妙にこもった音質の曲がある。マスターテープの保存が悪かったのか?
Mナンバーの順に並べただけで全く構成されておらず、ED曲が途中に出て来て、
何の脈絡もない曲でいきなり終わるという状態。抜けている番号が多いので、全曲収録もされてないだろう。
ブックレットにはMナンバーの他、殆ど情報はなし。
申し訳程度にスタッフ・キャストと「かいせつ」が載ってはいるが、
「かいせつ」は「三匹」のあらすじを模した文が書いてあるだけ。
キャストの記述も変で、主演の1人である高橋英樹の名前がなく、代わりに近藤真彦の名前がある。
紅一点として魅力的だった長山洋子の名前もない。
表ジャケットにも「主演・役所広司 他」とだけ書かれている。
これは、高橋英樹が降板した「痛快・三匹が斬る!」の情報だけが何故かあって、
それに基づいて記されたのだろう。
これならネット上のファンサイトの方が余程確かな情報が載っている。


しかし、「三匹が斬る!」の主演といえば、殆どの人が
高橋英樹役所広司春風亭小朝
の3人を思い浮かべるはずである。
この3人の絶妙なコンビネーションこそが、「三匹」の最大の魅力だった。
この3人が揃って初めて「三匹」である。誰か1人だけが主演ではなく、3人とも主演なのだ。
そういう意味では、決して主演は「役所広司 他」ではなく、3人の名前を並べて書いて貰いたいものだ。


発売元のアブソードミュージックジャパンは、音源を他社から借りての再発がメインのレーベルのようで、
以前、私はKilling Timeの再発CDを買っている。
Killing TimeのCDは、バンドのメンバーが関与し、多くのボーナストラックを入れた
良心的な形での再発であった。


しかし上記の混乱振りからしても、この東映ドラマのサントラシリーズではきちんとした構成者を立てず、
東映側から提供された音源を吟味せずにそのまま出した事が伺える。
人気シリーズであり、需要は確実にあるのに残念だ。
「出ただけでも儲けもの」という考え方もあるが、もう少し手間をかければ、
もっと売れる商品ではないだろうか。
レコード会社はみすみすビジネスチャンスを放棄している様に思えてならない。勿体ない。
こういった地道な営業努力こそが、
結果的に一見ニッチな市場開拓の道を開き、ひいては確実な顧客獲得に繋がるのではないだろうか。
不発に終わる可能性も高いミリオンセールスの夢を追う前に、
逆販促にしかならないコピープロテクトをかける前に、
出来る事はたくさんある筈だ。