悲しみはヅラで飛ばせ「ヅラ刑事」サントラファイル購入

先日、映画「ヅラ刑事」の宣伝でモト冬樹がラジオに出ていた。
そこでかかった主題歌「悲しみはヅラで飛ばせ」に感動して、
映画も見ていないのに(まだ公開前)買ってきてしまったサントラ。
1,980円は安い。

これほど「ヅラ」という言葉を前面に押し出した曲はかつてないであろう、
大傑作の主題歌「悲しみはヅラで飛ばせ」。
NHK ラジオ深夜便でかかってもおかしくない、哀愁に満ちたメロディと声。
ここでのモト冬樹の歌は、何故か五木ひろしそっくりである。

監督は、奇才・河崎実。
「地球防衛少女イコちゃん」「いかレスラー」「コアラ課長」など、
人を食ったようで不思議な、しかし彼でなければ撮れない作品が多い。
評論家・池田憲章氏はあるネットラジオで、彼をこう評していた。
「河崎実の何が凄いって、8mmだろうが16mmだろうが35mmだろうが、
　どれで撮っても同じテイストなんだよ。これはもう立派な才能だ」

明らかにヅラであることで犯人を不安にさせ、
必殺技「モト・ヅラッガー」を投げて倒すモト冬樹。
これは、公開されたら見に行かねばなるまい。