CD 内山田洋とクールファイブ「ヒットコレクション決定盤」購入

ヒットコレクション 決定盤

ヒットコレクション 決定盤

紅白のクールファイブ再結成に触発され、
下のNHK子ども番組テーマ集と共に購入。


何よりジャケット写真が素晴らしい。かっこよすぎだ。
それぞれ腹に一物持っていそうな、不敵な面構え。
宮本さんの額は昔から広かった。


どの曲も素晴らしいが、年代を追って聴いていくと、
前川清の声にどんどん凄みが増していくのが判る。
デビュー曲「長崎は今日も雨だった」を今聴くと、意外にあっさりしている。
この時点では、甘さを前面に出したスタイルだ。
それが「噂の女」辺りで独特のクドさの萌芽が見え、
「そして、神戸」という決定的名曲に繋がっていく。
『んないてどうんなるのかぁー』という歌い回し、
『さがすのおぉぉぉよぉぉぉ』の無段階音程上昇の衝撃は未だに醒めない。


今回の個人的な発見として、ダイア建設のCMでお馴染み、内山田洋作曲の「東京砂漠」のコード進行が、
実はほぼコード3つしか使っていない(Bm、Em、F#)ということがあった。
たった3つのコードでもあんな素晴らしい曲が作れるという好例である。
内山田洋の奥は深い。是非見習いたいものだ。