CSN&Y「Studio Archives 1969」入手


2年ほど前から出回っていたようだが、今頃になってようやく入手。


1969年、オリジナルCSN&Yのスタジオアウトテイク集。
それも、オフィシャル並の極上の音質である。
CSN&Yのライブ音源は多数出回っているが、スタジオアウトテイクは少ない。
ボックスセット「CSN」でいくらかは発表されたが、それ以外にもまだあったのだ。
★CROSBY,STILLS,NASH&YOUNG 「STUDIO ARCHIVES 1969」 - 廃盤日記(増補改訂版)


「Everybody's Talkin'」はフレッド・ニールのカバー。
Stillsのソロではお馴染みだが、CSNで歌っているものがあったとは。
又、ウッドストックのサントラにライブ音源が収録されているだけだった「Sea of Madness」も、
ちゃんとCSN&Yでスタジオ録音していたのが判る。
「Everybody's Been Burned」はCrosbyのバーズ時代のレパートリーだが、
ここでは何故かNashが歌っている。アコギは多分Crosbyだろう。
「Triad」「Almost Cut My Hair」はCrosbyの極上アコギデモ。
「Everybody I Love You」はStillsとYoungの共作曲だが、
ここでは多分Stills作曲部分の前半部分を延々とジャムっている。
「Everybody's Alone」は有名なYoungの未発表曲。CSN&Yでもやっていたとは知らなかった。
「The Lee Shore」の間奏では、「4 Way Street」収録の「Sourthan Man」の間奏を彷彿とさせる瞬間もあり、
あの大熱演の意外なルーツが見える。
その他にもStillsやNashの未発表曲を収録して、全15曲。


CSN&Yファンなら必聴である。