rhythm salad vol.6「爆音(ただし音量は普通)」 無事終了しました

2014年9月20日に新宿BAR GARDENにて行われましたDJイベント、
rhythm salad vol.6「爆音(ただし音量は普通)」、無事終わりました。
当日来て下さった皆様、有り難うございました。
以下、セットリストです。


客入れ音楽 
00.ARC                       Neil Young


1st set
01.Suite:Judy Blue Eyes              Crosby,Stills & Nash
02.Breathless                   Robert Fripp
03.You Don't Love Me When I Cry          Laura Nyro
04.Woodstock                   Crosby,Stills,Nash & Young
05.I'm Not in Love                  10cc
06.Bluebird                   Buffalo Springfield


2nd set
07.[Instrumental]                  裸のラリーズ
08.Winnie-The-Pooh Mugcup Collection[live ver.]    フリッパーズ・ギター
09.Ring Ring Ring                 YUI
10.ジョジョ 〜その血の運命〜           富永TOMMY弘明
11.ラリルレ大柴                 猛毒
12.豚のご飯                   大槻ケンヂ木村カエレ (小林ゆう)
13.Super Special Smiling Shy girl           田村ゆかり
14.CHILDISH♡LOVE♡WORLD           堀江由衣


BtoB
15.Tanz Debil                   Einstürzende Neubauten
16.垃圾场(ゴミ溜め)                 何勇
17.行くぞ大洋                  三鷹淳とチャッピーズ


客入れはニール・ヤングの「ARC」。
1991年のライブアルバム「Weld」の副産物。楽曲ラストで演奏を引き延ばしている部分のみを繋いで
30分の轟音にした1トラックアルバム。
http://www.frequency.com/video/neil-young-arc-single-usa-promo-cd/185022686?cid=5-32714


1st setは「本国オリジナルアナログ盤」で統一した。よく「凄い音がする」と言われるので、
「実際どうなんだ?」と思っていた。
モノによっては5ケタの値段になっていることがあるが、
今回私がかけたのは、最近運良く安価に手に入ったものばかりだ。
01はCSNの1stの1曲目。彼らの代表曲。
ティルスが弾く、リミッターをギンギンにかけたオープンチューニングのアコースティックギターが、
果たしてUSオリジナル盤でどんな風に聞こえただろうか。
ディスクユニオン関内店で購入。1008円。

02はキング・クリムゾンのリーダー、ロバート・フリップの初ソロアルバムより。
「太陽と戦慄パート2」と「ディシプリン」を掛け合わせたようなパワフルなリフ曲。
使用したのはUS盤。勿論フリップは英国人だが、このアルバムの製作時期にはアメリカに滞在していたので、
US盤がオリジナルとみなしてもいいかと思う。
中野レコード100円市で購入。勿論100円。

03はローラ・ニーロの3枚目の1曲目。
ローラのピアノ弾き語りに、後から簡素なバックを付け加えたものなので、
テンポも抑揚も勝手気ままに変わりまくる。大傑作。
15年ほど前にディスクユニオン新宿店で購入。2300円。インナー欠品。

04はCSN&YDeja vu」より。ジョニ・ミッチェルのカバー。
ニール・ヤングの無茶弾きギターが映える。
ディスクユニオン関内店で購入。1337円。
アトランティックのレコードなのに、何故かコロムビアのカンパニースリーブが入っていた。
さすが、オリジナル盤なのに安いだけのことはある。

05は10cc最大のヒット曲。12音階のコーラスのエンドレステープを作成し、
メンバーがフェーダーを上げ下げしてバックトラックを作ったという。
これだけUKオリジナル盤。ディスクユニオン新宿店で購入。2253円。

06は最愛のバンドBuffalo Springfieldの2ndアルバムの最愛の曲。
ディスクユニオン新宿中古センター店で購入。3800円。


2ndセットは邦楽の「爆音」もので統一。
07はその代表格、裸のラリーズ
「OZ DAYS LIVE」という、彼らの'70年代の数少ない正規音源を収めたアルバムより。
このアルバム、曲名表記が一切ない。なのでこのフィードバック音だけの曲(?)の正式な名称は不明。

08はフリッパーズギターのライブアルバムより。一般的にはネオアコサウンドのイメージが強いが、
解散直前のDoctor Headツアーではこんな轟音を出していた。

09は浅香唯が一時期変名で出したシングル。完全にフィル・スペクターを意識したサウンド
今回、皆がスペクターものを出してこなかったのは意外だった。

10は言わずと知れたアニメ版「ジョジョ」第1部のOP。
今時、作品名を連呼する主題歌を作曲したのは田中公平
あの「ダイバスター」も歌った富永TOMMY弘明の叫びが素晴らしい。

11はあの殺害塩化ビニールの主、猛毒。
1994年のアルバム「猛毒ソロ・オムニバス 変態ギグ」より。
ひどいギター、ひどい歌詞、実に頭の悪い曲(褒め言葉)。
猛毒ソロオムニバス / 変態ギグ [廃盤] - CDJournal
eYe BALL of KONFUSiON
12はアニメ「さよなら絶望先生」関連の楽曲。
特撮のNARASAKI作詞作曲のハードコア。
大槻ケンヂをして、「戸川純の再来だ!」「君、こっち(ロック界)に来なさい!」と
言わしめた異才、小林ゆうの絶叫が光る。

13は田村ゆかりのシングル「You&Me」のカップリング。2ビートの激しい曲。
ファンの間では「SSSSg」と呼称される。
ライブでは主に後半に演奏され、「だ・い・す・き・ゆ・か・りー!!」のコールと共に盛り上がる。
Pideo 動画検索
14は堀江由衣のアルバム「秘密」収録曲。
インモラリスト」を作った清竜人が再び提供。テンポチェンジの多い複雑な曲。
途中の「フレーフレーほっちゃん 頑張れ頑張れほっちゃん」はライブでは観客が叫ぶ。
ちなみにこのイベントの日は、堀江由衣さん17歳の誕生日だった。


BtoBでは落ち葉拾い的に爆音ものを。
15は、これも他の人が持ってこなかったのが意外だったアインシュテュルツェンデ・ノイバウテン
メタルパーカッションなどを使う、ノイズ/インダストリアルミュージックの雄。
近所のブックオフに1stアルバムの紙ジャケCDがあったので購入。
1曲目をかけたが、私、楽曲名で区別がつきません。
確かにかっこいいのだが、連続で聴くのはちょっと辛い。

16は、15年程前にディスクユニオンにて安価で買った謎の中国ロックCD。
Pヴァインがリリースしており、解説・歌詞対訳まで載っている。
アルバムジャケット写真はイギーポップの様であり、
この曲はパンク的だが、楽曲によってサウンドは全然違う。

http://www.5dip.net/d669918.shtml
17はいつものクロージングナンバーです。